ローコストで地震にも強い平屋住宅は近年人気がありますが、2階がないため間取りに自由度がないと考えられがちです。

しかし、平屋住宅に適した空間をオシャレに演出する間取りに注目が集まっています。

平屋住宅を注文住宅で建てたい人は、間取りの設計についてや配慮すべきポイントを知り理想のマイホームを手に入れましょう。

【平屋の間取り】LDKに部屋を連結させて無駄のない開放感を演出しよう

平屋は開放感ある間取りを基本にするとおしゃれで快適な空間がつくりやすいです。

家族で過ごすLDKを広くし、他の部屋と連結させれば余分なスペースが生まれずに済み、コンパクトで暮らしやすい間取りになります。

ポイントは、LDKの周囲に部屋を配置することですが、生活動線を考慮しないと使い勝手が悪くなってしまうので、キッチン側にはほかの水回りを連結させると良いです。

各部屋の扉を大きく開くものにすれば、プライベートな時間以外は開口してLDKと空間を一体化できるため、実際の面積よりも広々と感じられるでしょう。

リビングには庭に面して大きな窓を設置すると、窓から入る陽射しが間取り全体を明るくします。

部屋と風景が連結するため家のどこにいても一年を通して季節感を感じられるのがメリットです。

庭にこだわれば窓が風景画のような役割を持ち、間取り全体をおしゃれな空間にします。

平屋住宅でおしゃれな間取りにするためにはリビング横のデッキがポイント!

おしゃれな間取りの平屋住宅にするには、屋外と屋内がバランス良く連結するかが大きなポイントになります。

屋外とバランスの良い空間を作るためには、リビングやLDKの窓にデッキを設置すると効果的です。

なるべく広さのあるデッキが望ましく、デッキと屋内のフロアを同じ高さにすれば風景と屋内の境界がぼやけて空間が連結します。

リビングからデッキ側を眺めると床がつながって見えるので奥行きを感じられ、より開放的な空間になるでしょう。

平屋住宅は段差を少なくすると利便性が高く、開放感ある空間になりやすいですが、おしゃれな間取りにすると言った点では段差を利用するのも良いです。

リビングなどにサイズの大きい出窓を設置して外にデッキをつなげます。

デッキはリビングのフロアの高さに合わせるのではなく、出窓の高さに合わせるのがおしゃれな空間づくりのコツです。

出窓は単なる段差ではなくベンチとしても利用できます。屋外と屋内の境界を段差であえて演出し、その先につながるデッキが外の自然や風景を屋内に連結させる役割となるのです。

平屋の間取りに中庭を取り入れるのもオススメ!

中庭を中心に間取りを考える方法もあります。

コの字型に間取りを配置して中庭をつくる場合は、中庭が完全な状態で部屋に囲まれず採光が良い家になりやすいです。

光と影が奥行きのある空間を作り、外部と完全に遮断されないため開放感があります。十分な明るさを取り入れるために太陽の位置や近隣の条件などを考慮して部屋や中庭の向きを決めましょう。

ロの字型は家の中心に中庭を配置した間取りで、中庭を通して移動するため行き止まりがない家になります。

リビングや個室が中庭を通してつながるため家族間のコミュニケーションが取りやすいのと、中庭の風景をあらゆる場所から眺められるためおしゃれな空間になるのが特徴です。

ロの字型の場合、広い庭やデッキを配置するスペースがない場合や住宅街などで見通しの良い風景を得られない場合などの条件下で平屋住宅を建築するのに向いています。

適度な採光を得られ、平屋が持つ屋外と屋内の連結によって開放感ある空間を実現しやすいのが中庭のある間取りです。

平屋住宅の間取りに中庭を採用するメリットとデメリットについてはコチラ

ロフトのあるおしゃれな平屋暮らし

平屋をより開放的に使うためには、個室を作らない間取りもアイデアのひとつになります。

部屋がない状態になるので家族のプライベートは守りにくくなりますが、家族の気配をより身近に感じながら生活できるのがメリットです。

大きな窓を取り付け、庭の風景と屋内を連結させれば部屋を遮る壁がないので自然との一体感を強く感じられるでしょう。

浴室やトイレが空間の邪魔になっては意味がないので、壁面の中に隠すような間取りが向いています。

個室は作らないが家族個人のスペースが欲しい場合や収納スペースを確保したい場合などは、ロフトを設置する間取りも良いアイデアです。

平屋は床面積が狭くなりがちで天井面積が広くなりやすい傾向があるのと、大きな窓を設置する場合も多く、明るく風通しが良いためロフトのある間取りは向いています。

例えば、リビングになる部分へロフトを設置すると空間にリズムが生まれておしゃれなイメージになりやすいです。

ただ、ロフトには固定しない梯子を取り付けないと床面積に支障が出ます。

梯子の上り下りに不安を感じる場合は、収納ボックスやタンスなどを組み合わせて作る収納階段などで代用できますが、ロフト下の壁面に窓や扉があると設置できません。

収納階段を使いたい場合は、設置する場所を考慮してロフト周辺の間取りを設計するのが大切です。

また、天井の高さに制限があるので、ロフトのある平屋住宅にするには、設計の段階で屋根の形状に配慮しておくと使いやすい空間にできます。

【まとめ】制限されがちな平屋住宅でも色々なアイデアを活かして自由度の高い間取りにしてみて!

おしゃれな平屋を建てるには、空間と屋外の風景を意識した間取りを計画すると良いでしょう。

いかに開放感を感じられるかがポイントですが、間取りに合わせた窓の種類やデッキなどを選択して、生活空間の広さを演出するのも大切です。

平屋は自由度の高い間取りが実現できるため、注文住宅でさまざまなアイデアを活かしましょう。