新築の住宅を建てる場合、平屋にするか二階建て以上にするか迷う人が多いようです。

平屋というとおじいちゃんおばあちゃんが住む古い家を思い浮かべるかもしれませんが、住宅事情の変化によって新築の平屋を選ぶ人も増えてきました。

ここでは、平屋の相場、二階建てとの比較、そしてメリットや価格を抑える秘訣を紹介します。

平屋の相場ってどれくらい?ローコストメーカーだと2LDKで1,000万円以下も!?

述べ床面積や間取り、ハウスメーカーや設備によって相場が変わります。

ローコストを謳うハウスメーカーの場合だと、20坪前後、1LDKや2LDKで1,000万円以下の価格で建てられることもあります。

いくつか利用目的がありますが、一人暮らし用や老後の夫婦二人暮らしで選ぶことが多いようです。

または、親の土地で離れとして若い夫婦が住む場合や、コンパクトな別荘として建てることもあります。

20~30坪くらい、3LDKだと1,000~1,500万円ほどが多いようです。

この広さになると、少しスペースに余裕を持ちたい夫婦や、孫が遊びに来ても泊まれる部屋が欲しい方が選ぶことが多いようです。

または、夫婦と子供1~2人の家族で住む場合、子供部屋を確保するためにこの間取りの平屋を選ぶこともあります。

平屋と二階建てはどっちが価格を抑えられるの?

一般的に、平屋と二階建ての建築費用を比べると、二階建ての方が建築費用が高いと考えている人が多いようです。

確かに二階建てとなると、平屋にはない階段や二階のトイレが必要になります。

そのため、二階建ての方が費用が高くなると考えることが多いようです。

ただ、仮に同じ広さにしようとすると、平屋の方が基礎と屋根の面積が単純計算で2倍になるため、その分建築費用が高くなる場合があります。

しかも、日本では二階建ての方が主流なので、建築資材はたくさんあります。

ただ、単純に比較するのは難しいものです。

ハウスメーカーによっては平屋の得意不得意がありますし、土地によっては建築に制限がある場合があるため、どちらの方が値段を抑えられるかは実際に見積もりを取ってみないと一概には言えません。

平屋と二階建てのメンテナンス費用の比較

住宅を建てた場合は、定期的にメンテナンスをする必要があります。

竣工から10年ほどでコンロや換気扇、雨どいなどを交換しなければいけない場合があります。

20年ほどになると、大規模修繕を考えなければいけません。

具体的には、

  • 外壁や屋根の塗装を塗り替える
  • 土台や柱に腐食やシロアリ被害がないかを業者に依頼して確かめてもらう
  • 建具の異常や水漏れの修繕

などです。

こういったことは、平屋の方がメンテナンス費用が安く済むことが多いようです。

例えば、外壁を塗り替える場合は、二階建て以上だと足場を組んだり高所作業車を頼まなければならず、その分費用が高くなります。

水漏れの修繕も平屋の方が安く済む場合があります。

二階に水回りがあり水漏れをしていると、一階の天井に穴をあけて修繕しなければいけません。

平屋だと、元々床下に点検口があるため、修繕や発見が楽になります。

平屋のメリットを4つ紹介

平屋を選ぶメリットが4つあります。

平屋のメリット①

1つ目は、生活動線が集約していることです。

重い洗濯物を持って二階に上がり、物干しスペースに干したり取り込んだりする必要がなくなります。

二階にクローゼットがあることも多いようですが、一階の洗面所で身支度をして、二階に上がり着替えるという必要もなくなります。

このように、平屋だと家事や日常生活を効率的に行えるようになるのです。

平屋のメリット②

2つ目は、バリアフリーになることです。

子供が小さい場合は階段から落ちて怪我をすることがなくなりますし、高齢になると階段の上り下りは負担が大きいのですが、そういったこともなくなります。

また、妊婦や車椅子での生活も安心です。

平屋のメリット③

3つ目は、家族が同じフロアにいるため、いつでも気配を感じられることです。

二階建て以上だと、フロアが分断されるため家族の気配が感じられなくなる場合があります。

しかし平屋だと、家族みんなが同じフロアにいるため声をかけやすくなります。

また、子供がいる家庭だと、子供の様子が分かりやすいので安心です。

平屋のメリット④

4つ目は、使わない部屋が少なくなります。

二階建てを購入し高齢になると、どうしても二階に上がるのがおっくうになり使わない部屋ができやすくなります。

平屋だと、家の管理がしやすいため、使わない部屋を少なくできます。

平屋の価格を抑える秘訣って?

平屋を建てる場合、価格を抑える秘訣が2つあります。

平屋住宅の建築費を抑える方法①

1つ目は、平屋が得意なハウスメーカーを選ぶことです。

メーカーは工場で資材を大量に加工しコストを抑えています。

しかし、平屋が不得意なメーカーは資材を加工する規格が少ないため、コストを抑えられません。

いくつかのメーカーに見積もりを取ったり話を聞いたりして、平屋が得意なメーカーを探してみましょう。

平屋住宅の建築費を抑える方法②

2つ目は、シンプルな設計にすることです。

これは二階建てにもいえることですが、複雑な設計だと資材や人件費が割高になります。

例えば、同じ広さでもコの字や四角形の建物は価格が抑えられます。

特に四角形だと、耐震性に優れる場合が多く、建物で一番弱い角が少ないため雨漏りなどの痛みが少なくなります。

平屋だと憧れのマイホームを1,000万円台で建てられる!?

平屋の相場、二階建てとの比較、そしてメリットや価格を抑える秘訣を紹介しました。

やはり、夢のマイホームは憧れますよね。

平屋で3LDKほどを選ぶ場合は、1,000万円台で建てられるハウスメーカーもあります。

メンテナンス費用も安く済むため、老後のことを考えると平屋の方がメリットが多いかもしれません。

選択肢の中に平屋を入れてみてはいかがでしょうか。